若者を始めとした海水浴人気の低迷が聞かれる中、子どもを連れたパパママも事故や日焼けを気にしてやっぱり少し足が遠のいていますよね。
お盆を過ぎましたが、前から計画していた愛知県知多半島にある「小野浦海水浴場」に行ってきました。
小野浦海水浴場は知多半島で有名な「内海海水浴場」のすぐ隣にある海岸で、綺麗な砂浜の広がっていますす。
この記事を読めば、海水浴人気が低迷していると言われている中、子どもは海を楽しめたのか、そしてお盆過ぎの海水浴が果たして大丈夫だったのかどうかが分かります!
小野浦海水浴場とは
知多半島の中程、伊勢湾に面した海水浴場です。サラサラの砂浜が長く広がり、遠浅でもあるので子連れの海水浴にとても適してるなと思いました。
愛知県の公式サイトには「きめ細かく白い砂の海岸も人気の一つ」とありますが、砂は写真の通り白くありません(笑)
ただ、少し大粒?ながらもきめ細かいのは本当で、海岸沿いや海の中は家族皆素足で遊んでいましたが、何かに傷つくことなく遊べました。本当にサラサラです!
また、沖には安全対策用のネットが張られていました(遠いので近づけなかったのですが、ブイが浮いていました)。
確かに遠浅だなと実感したのは1日目の引き潮のときです。どこまで行っても全然深くならないのでびっくりしました。年長の子どもでも20・30mほどでしょうか、目で見るとだいぶ遠くに感じましたが、年長の子どもが少し沖に行っても問題なく立てる深さでした。
2日目、満ち潮の時は入ってすぐに深さを感じたのでさすがに前日ほど沖には行けなかったのですが、それでもほとんど深さが一定で変わりませんでした。
そういう意味では、もちろん場所にもよるとは思うのですが深さによる急な変化は少ない海なのかもしれません。
ちなみに、海の家の方の話ですと「野間崎灯台」や「食と健康の館」を通り越して奥へ行けば行くほど海と砂浜がキレイだそうです。ただし、その分海の家が少なくなるのでおやつや飲み物等レジャーの準備は万全に。
私たちはホテルの方のおすすめで奥の砂浜で遊びましたが、夏休みとはいえども初日は平日で時期が遅かったのもあり、海の家は駐車場貸しくらいで本当に一ヶ所も!営業していませんでした!おやつひとつ買うのも大変苦労しました…。
クラゲは大丈夫?
よく、お盆すぎると海にクラゲが出るって言いますよね。
正直に言いますと、クラゲはいました…。特に初日の引き潮の時にいるなーと感じました。ただ、ミズクラゲでそこまで害はないので気にせず遊び続けました。
ただ、2日目の満ち潮の時は体積による目の錯覚なのか、そこまで気にならなかったです。もちろん少しはいましたが、しょっちゅう海に行くわけではないのでこれが普通か分かりません。
ホテルの方に聞いたところ、今は温暖化の影響で海水温が上がってきているからか、お盆すぎて〜というよりも、7月頃からクラゲは出始めるとのこと。そして、今年はあまりクラゲが出ていないと聞いているということでした。
クラゲは海開きの時からそこそこ出始める、あとはその年の傾向による…といった状態のようです。
子どもはめちゃくちゃ楽しんだ
子どもはクラゲの存在を気にしつつも、途中でその存在を忘れ(波間に発見すればちゃんと思い出します)、大いに楽しんでいました。
年長の子はプールに通っているのもあり、ビート板や浮き輪で自分で楽しんでいました。
3歳の子どもはほぼ初体験の海に戸惑い、最初は怖がっていましたが、もともとあまり水を怖がらない性格なこともあって、海特有の「波」の楽しさに目覚めてからはずっと浮き輪を使いながら波が来るたびにピョンピョンして遊んでいました。
「うみ、たのしいねぇ」を連発してました。ただ、さすがに3歳はその後疲れ果てていました。
持参するものは?
最近は海水浴人気も低迷しているので、昔と違って海の家の営業が必ずしも期待できません。
先にも書きましたが、私たちが訪れた平日は周辺の海の家は営業停止状態で、何も借りられず、何も食べられませんでした😩(結局、徒歩で離れた「食と健康の館」まで買い出しに行きました)
どの砂浜で遊ぶかにもよるのですが、周辺のお店もやっていませんでした。
ちなみに、初日の海はほぼ貸切状態。2日目の土曜日は3組ほど家族がいました。そのくらい賑わいはなかったです…。
ですので、特に平日に行く方はテントなりパラソルなりは万が一のことを考え持参した方が良さそうです。
覚書程度にはなりますが、今回我が家が持参したもの、持参した方が良かったものです。
- 水着・帽子・ラッシュガード
- マリンシューズまたはビーチサンダル
- タオル
- サングラス
- 浮き輪等の遊び道具
- ポップアップテントまたはパラソル
- クーラーボックス
- 飲み物
- 食料(ご飯、子ども用おやつ)
- お手拭き(お尻拭きで代用)
- 日焼け止めクリーム(大人用、子ども用)
- 携帯やお金を入れる防水バック
- 海岸で拾った貝殻やシーグラスを入れる袋
- 着替え
マーカー部分は持っていかずに後悔したものです。
ただ、ポップアップテントはお盆前の40度近い気温の時には実際中は使えないと思うので、完全な荷物置き場になると思います。また、それで充分なのかなとも。
大人も楽しいシーグラス集め
私自身も、そして年長の子どもとも途中疲れたらシーグラス集めに夢中になりました。
海岸掃除もされているのでしょう、砂浜にあまり大きなゴミは見当たらず、波打ち際を根気よく眺めているとたまにキラッと透明な輝きが見えることがあります。
運が良い時は青や緑、茶色のシーグラスが連続で見つかって楽しかったです!
二日間で大人の両手の茶碗くらいのシーグラスは集めることができました。特にキラキラ好きな子どもは海に入らなくてもこれだけで何時間も楽しめると思いますので、ぜひ海に入れない季節でも挑戦してみてくださいね。
おすすめ!宿泊したホテル
今回宿泊したのは「ホテル小野浦」です。
以前も5年ほど前に宿泊したことがあります。正直、昔ながらのホテルでそこまでラグジュアリー感はありません。リニューアルはしてありますが、やはり設備のあちらこちらが古めかしい雰囲気はあります。
ただし、そんなことは気にさせない程の子どもへのホスピタリティとサービス!と、食事!は本当に一押しでした。子ども向けサービス、例えば…
- 館内の至る所に「なぞなぞカード」が置いてあり、答えが分かったらそのカードをフロントに持参し正解すると豪華な賞品ゲット!
- 夕飯後、食事会場で子ども用縁日(わたあめ、おもちゃの掬い取り、輪投げゲーム、射的等々)に1種類(1回)無料で参加OK(※)
- 夕飯後、全員ビンゴするまで続けられるビンゴゲーム(有料500円)でおもちゃゲット!
※縁日は1種類は無料ですが、他の縁日も1種類100円で参加することができます。
ビンゴは1枚500円と有料ではありますが、旅の一コマとして盛り上がりますし、最後の方にビンゴしてもそれなりのおもちゃがいただけるので損とは全く感じませんでした。無粋かもしれませんが、いただけるおもちゃは多分300円〜1,000円弱くらいかなーと思いました。もちろん、いいおもちゃはビンゴをクリアした早い者勝ちです!
また、前回宿泊時になかった「貸切露天風呂」が子どもたちに大変印象に残ったようです。40分間の貸切風呂で、ホテル裏口から出て歩いた別棟にあります。
夕方から夜に変わるタイミングでお風呂に浸かり、海の音を聞きつつ夜空を見上げて、船の光も見え…。子連れでなくてもしっりとしてとてもいいシチュエーションでした。
ちなみに、貸切風呂は予約制で無料です。
また入りたい!
いかがでしたでしょうか?
もう夏も終わりに近づきましたが、来年の参考にしていただけると嬉しいです!
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