保活を前にこども園・保育園が自宅の周辺や職場の周辺にいくつかあるけれど、どうやって決めたら良いのか、何を確かめればいいのか、初めて保活するパパ・ママは判断が難しいですよね。
私は一人目の子どもの育児休暇から復帰するため、市の次年度の募集が始まる10月を前に夏頃から子どもを連れて自宅周辺で2ヶ所、職場周辺で3ヶ所の計5ヶ所の施設を見学しました。
市立、私立、こども園、幼稚園付こども園、託児所とさまざまな形態の施設を見学した際にチェックしたポイント、先生たちに質問した事項を列挙します。
この記事を読めば、初めての保活において、施設のどこをチェックしたら良いのか、先生たちに何を質問すれば良いのか分かります!
なお、今回の記事は未就園児(0歳児、1歳児、2歳児)向けとなります。
見学先はどこにする?
自宅は田舎ですが、職場周辺がそこそこ栄えていることもあり、足を伸ばせば四方八方にそこそこ選択肢がありました。
しかし、職場復帰する上で絶対に外せないと考えたのはこれでした。
- 自宅に近い または
- 職場に近い
今、年長と2歳児がいてフルタイムで働いていますが、もう本当にこれが一番大事と断言できます!!!!!
細かい条件は全て飲み込んで、これ以外に選択肢はない!!
その上で、とりあえず何も分からないので条件に合った施設を全部回ってみようと思い自宅に近い園2ヶ所、職場に近い園3ヶ所に見学に行くことにしました。
決めたらあとは電話をしてアポ取りをし、子どもを連れて見学スタート!しました。
見学先でのチェックポイント
雰囲気(主観的でOK)
- 園全体(施設全体、先生・乳児・園児)が明るい雰囲気か
- 先生たちが(人手不足)でバタバタしている様子はないか
- 見学中、園にいる活動中の子どもたちが楽しそうにしているか
施設の確認
- 園庭がある(→質問事項:ないならどのように屋外の運動時間を確保しているか)
- 園庭があれば園庭の広さ(乳児・園児一人あたり/大体でOK)
- 乳児と園児の施設がどのように仕切られ(区切られ)ているか
- 駐車場は確保されているか、園からどのくらいの距離か
園への質問事項
実際に先生たちへした質問を列挙します。多いので、自分に合うものをピックアップしてください。
ちなみに、対応していただいた方は、「園長・主任・担任のうちの誰か」といった感じでした。
<見学先全ての施設に対して>
- 現在、⚫︎歳児は何人在籍しているか、担任は何人か
- 発熱時などの親の呼び出しの基準は
- 昼寝時、うつぶせ寝になっているかのチェックの頻度は
- 離乳食の対応はどのように行っているか
- 給食がない時はあるか、その場合はお弁当持参になるか(▲)
- 毎日の持ち物は
- 連絡帳はあるか
- オムツは持参か支給か
- 入園時に何が必要か、手作りは必要か
- 一日のスケジュールは、屋外の遊びは毎日行われるか
- 延長保育時間の過ごし方は、テレビ鑑賞の時間を設けているか
- 英語や音楽などの課外活動を行なっているか
- 慣らし保育のスケジュールは
- 保護者懇談会や個人面談はあるか(▲)
- 年間イベントやPTAなど全体の親の参加はどの程度あるか、参加必須か任意か(▲)
- 親が休日の日に預けても良いか
<私立の園に対して>
- 公立の園と異なる点はあるか?
正直、今思うと変なこと聞いているなぁ…と思わないこともないのですが、最初は何もかも分からなかったのでこの辺りのことを聞きまくりました。
ちなみに、変なこととは「乳児と園児(年少以上)の質問が混在してる」ことなのですが、分かりやすいように対園児の質問は▲マークを付けておきます。
対応してくだった各施設の先生方、面倒臭い質問にお答えいただき本当にありがとうございました…!
何施設か聞くうちに、特に公立は保育内容がある程度統一されていますので段々質問事項が減っていきました。
ここに決めた理由
色々と見学した結果、総合的に判断したということになりますが、
- 自宅から2番目に近い
- 毎日、毎週の準備がめんどくさくない
- 駐車場が園から近い
園を選びました!
自宅と職場、どちらが近くても毎日の所要時間に違いはないとは思いますが、今は親が休日でも短時間や基本保育時間は子どもを預かってくれる施設が多い中、職場に近い園ですと自分がお休みなのに職場近くまでわざわざ連れて行かなくてはならないのかな、と思いました。
あまりそういったケースも少ないかと思いますが、年に1回の人間ドッグ等どうしても子連れだと困るケースもありますので少し考慮しました。
次にやはり荷物の負担の少ないところ!駐車場が近いところ!
保活の前、毎週金曜日にお昼寝布団を持って帰り、洗濯してまた月曜日に持ってくる園の近くを車で通りがかった時、小雨の中を二人の子どもを連れて布団を抱え駐車場から5分ほど離れた園に向かって歩いているお母さんを拝見した時に、
これは自分では絶対無理だ…!!!
と思ったことを今でも覚えています(あの時のお母さん、すみません。そしてあの時のお母さんを今心から労ってあげたいです…)。
あの強烈な場面を見てしまったので、布団の持ち帰りのないところ、駐車場の近いところを選ぼうと決心しました。
選んだ園は布団の代わりにお昼寝用コット(子ども用ハンモックのようなもの)を利用し、食事用エプロンも配給してくれるので毎日の持ち物が本当に少ないです。
また、駐車場は園に隣接しています。
決めたあとにできることは?
決めてしまえば、あとは心穏やかに育休を過ごそう…という思いはお出かけ好きな私にはなく、決めた園の月1回の園の開放デーには必ず入園前の子どもを連れていきました。
少しでも園の雰囲気に慣れてほしいな。
ただ、今思うとそこまで躍起にならなくても良かったかなと思います。
慣らし保育が始まってしまえば、やはり開放デーとは雰囲気はかなり違いますし、結局子どもは慣らし保育初日に泣いていました(なお、2日目はニコニコでした)。
数ヶ月は開放デーに通いましたが、子どもにはそこまで意味がなかったのかもしれません。
ちなみにトップ画像はその開放デーの写真です。
せっかくの育休中、やっぱり心穏やかにゆったりと過ごすだけでも良かったかなと思いますし、今ならそうするかもしれません。
以上、体験を踏まえてまとめてみました。
復帰を前にしたパパ・ママの参考になれば幸いです。
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